この作品の中古本をチェックする(BOOKOFF)
第26回(2005年)吉川英治文学新人賞・受賞作品。
家族小説。
主人公は、中学生の女の子。
彼女の家族は変わり者ばかり。
兄は勉強・運動はなにもせずにずば抜けてできる人だが、
今はドロップアウトして農業の道へ。
母は、家を出てひとり暮らしをしている。
そして、父親はある日突然「父親を辞めることにした」と、仕事も辞めてしまう。
そんな家族が変化したのは、5年前に起きたひとつの事件だった。
とにかく、出てくる人、出てくる人、すべてが「いそうもない変人」ばかり。
後半から出てくる兄貴の恋人の女性も、また変人です。
ある意味、主人公の女の子が一番まともな人間。
そんな彼女が周りの人間に振り回されて、そして愛されている日常を描いています。
あまりにも突飛で、意味があるんだかないんだかわからない行動とセリフ。
一応、時間軸と共に彼女の年齢も環境も変わってくるので、飽きずに読めるんですが、
なんか最後までなにが言いたいのかわからずじまいでした。
そして、すべて彼女の一人称で書かれているので、ちょっと文章が子供っぽい。
そういう文体が嫌いな人は、最後まで読むのに抵抗がありそうです。
個人的5つ星:☆☆☆
■映画・・・2007.1公開。監督:小松隆志。出演:北乃きい、勝地涼、平岡祐太など。
■マンガ・・・2006.11発売。作画:くりた陸。表題作のほか「卵の緒」を収録。
なに評論家きどってんねん
投稿者 Anonymous | 2008年08月21日(木) 21:10