この作品の中古本をチェックする(BOOKOFF)
推理ものに属されるであろうミステリー小説。
主人公は、遺伝子会社で働く、若き青年。
彼には弟がいるが、その弟は母親がレイプされたときに生まれた子供。
母は亡くなり、父と主人公は弟と家族して生活している。
ある日、彼らの住む街で連続放火事件が起こるようになる。
そこには、いつも落書きが残されていた。
落書きを消す仕事をしている弟は、そこに規則性があると言い張り、
兄と一緒に放火を防ごうとする。
基本的な軸は、この放火の犯人探しなんですが、そこに家族の絆が深く関わってきます。
そんなエピソードを交えながら、犯人に近づいていく様はおもしろいんですが、
これまでの伊坂幸太郎さんの作品に比べて、若干意外性が少ない気もします。
また、哲学的な考えが随所に出てくるために、わかるようなわからないようなといった
ところもありました。
これはこれでよくできた作品だとは思いますが、あまり本を読まない人がいきなり手に取る作品では
ないような気もします。
個人的5つ星:☆☆☆